【報知映画賞】作品賞・邦画部門、「孤狼の血」白石和彌監督「みんなで分かち合ってうれしい」

2018年12月19日6時3分  スポーツ報知
  • 作品賞・邦画部門を受賞した「孤狼の血」の白石和彌監督と花束贈呈ゲストの阿部純子

 作品賞・邦画部門は「孤狼の血」が役所広司(62)の主演男優賞とのダブル受賞となり、白石和彌監督(44)が登壇した。

 2013年、映画「凶悪」で監督賞を受賞した白石監督。前回より製作費が10倍規模の大作「孤狼―」で今度は作品賞に輝き、「前回は表彰式に呼べる人はスタッフ1人だったけど、作品賞なのでメインのスタッフを多く呼べた。みんなで分かち合ってうれしい」と目尻を下げた。既に続編の製作が決定。「3年以内に取りかかりたい」と意気込む。

 今作では、冒頭から養豚場で視線を外したくなる強烈なシーンが繰り広げられたが、「次回作に豚が出てくるかは分かりませんが、アウトローなところは外せないですよね」

 この日、男くさい本作に花を添えた女優・阿部純子(25)が花束ゲストとして登壇。「『孤狼―』が『仁義なき戦い』の血を引き継いでいる」と前置きし、「『わしら、おやっさんに付いて行ければ、それでいいんじゃ』という名セリフのように、これから私も白石監督に付いて行きたい」とほほ笑んだ。

 ◆白石 和彌(しらいし・かずや)1974年12月17日、北海道生まれ。44歳。95年に中村幻児監督が主宰する映像塾に参加後、若松孝二監督に師事。2010年「ロストパラダイス・イン・トーキョー」を発表し、16年、日活ロマンポルノ・リブート企画「牝猫たち」に参加。17年「彼女がその名を知らない鳥たち」でブルーリボン賞監督賞を受賞した。

 ◆孤狼の血 舞台は昭和63(1988)年、広島県呉原市。国立大卒の新人刑事・日岡秀一(松坂桃李)は県警呉原東署の暴力犯捜査係に配属される。直属の上司になったのが暴力団との癒着もウワサされる型破りな敏腕刑事・大上(おおがみ)章吾(役所)だった。

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