NHK放送総局長、最終回迎えた「西郷どん」は「スタッフの視線の新しさを感じた」

スポーツ報知
「西郷どん」に出演する(左から)佐野史郎、鈴木亮平、二階堂ふみ、藤木直人

 NHKの放送総局長の定例会見が19日、東京・渋谷の同局で行われた。

 16日に最終回を迎えた鈴木亮平(35)主演の大河ドラマ「西郷(せご)どん」(日曜・後8時)について、木田幸紀放送総局長は「脚本の中園ミホさん始めスタッフが頑張って素晴らしいドラマを作ってくれた。西郷隆盛という誰もが知っている人を描いて、特に家族という関係が色濃く描かれていた」とほめたたえた。

 さらに「平成の今、西郷を描く時のスタッフの視線の新しさを感じました。時代が変われば、大河ドラマでも一度取り上げた素材でも全然違う取り上げ方ができ、新しい感動を与えられることができるんだなと思いました」と話した。

 「西郷どん」は最終回の平均視聴率が13・8%。昨年放送の前作「おんな城主 直虎」の最終回12・5%を1・3ポイント上回った。

 また、全47話の期間平均視聴率は12・7%。「直虎」の12・8%を0・1ポイント下回った。期間平均としては2012年「平清盛」と15年「花燃ゆ」の12・0%に次ぐ低い数字となった。(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)

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