池脇千鶴&桜田ひより「男はつらいよ50」新キャストに

スポーツ報知
(1段目左から)池脇千鶴、桜田ひより(2段目左から)小林稔侍、橋爪功(3段目左から)佐藤蛾次郎、笹野高史、美保純(4段目左から)立川志らく、出川哲朗、カンニング竹山(5段目左から)北山雅康、濱田マリ、林家たま平

 女優の池脇千鶴(37)、桜田ひより(16)が、人気シリーズ22年ぶりの復活作「男はつらいよ50 おかえり、寅さん」(仮題、山田洋次監督、来年12月27日公開)に出演することが22日、分かった。ともに山田監督作品への参加は初めて。

 今作では、さくら(倍賞千恵子)の息子で車寅次郎(渥美清)のおい・満男(吉岡秀隆)が主人公。池脇は小説家になった満男を担当する編集者・高野節子を、桜田は満男の娘・ユリを演じる。「池脇さんは山田監督が以前から仕事をされたいと思っていた。桜田さんはオーディション。とても素朴で満男の娘にふさわしい」(深澤宏プロデューサー)と起用理由を説明する。

 11月に撮影は終了。池脇は「子どもの頃『男はつらいよ』を親にいっぱい見せてもらった。今回すごくびっくりし、うれしかった」と話す。仕事のパートナーとなる節子という女性は、妻を亡くしている満男の良き理解者で温かく包み込むような優しさの持ち主。山田監督に「自然体で」と助言された桜田は「オーディションに受かった時は跳びはねて喜んだ。家族の中で特に祖母が喜んでくれた」とコメント。

 後藤久美子(44)の23年ぶり女優復帰も話題の今作。後藤と親子役に橋爪功(77)、満男の義父を小林稔侍(77)、笠智衆さんの役としても知られた御前様を笹野高史(70)が演じることも決定。カンニング竹山(47)が池脇が勤める出版社の編集長、出川哲朗(54)が同社社員を演じることも話題になりそうだ。

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