国民的アニメ「サザエさん」の貴重な初期作品が26日から配信…来年で放送50周年

スポーツ報知
1969年10月5日、第1回放送の「サザエさん」(C)長谷川町子美術館

 フジテレビは同局系人気アニメ「サザエさん」(日曜・後6時半)の1969年から78年までの放送分をデジタル化、26日午前0時からフジテレビ動画配信サービスFODとAmazon Prime Videoで配信する。

 来年の10月に放送開始から50周年を迎える「サザエさん」。69年10月5日に放送を開始して以来、“日曜夕方の顔”として、変わらず同時間帯に放送され、長年お茶の間に親しまれてきた。

 今回の配信は第1回(69年10月5日)から第53回(78年)までのフィルムで制作され、保存されている中から50回分を一挙に配信する。放送開始から変わらない声優のサザエさん役・加藤みどりとタラちゃん役・貴家堂子の2人と、当時のカツオ役の大山のぶ代さん、波平役の永井一郎さん、フネ役の麻生美代子さんが共演する貴重な初期作品だ。

 渡辺恒也プロデューサーは「放送50周年の節目を前に、今まで35ミリ・ネガフィルムの状態で倉庫に眠っていた初期の『サザエさん』をデジタル化し、後世に映像遺産として残すことができることを大変嬉しく思います。また、貴重な初期作品を再び皆様にご覧いただくことが、アニメ『サザエさん』の歴史を振り返る大きな機会になると期待しています!初期作品は、現在放送中の『サザエさん』とは作風や表現も異なっていて、見比べてみてもそれぞれに新しい魅力を発見してもらえると思います。アニメ『サザエさん』は50周年を迎えるとともに、ますます“挑戦”を続けていきたいと思いますので、これからも応援をよろしくお願いします!」とコメントしている。

 同局では今後も随時「サザエさん」初期の貴重なフィルム作品を配信していく予定。

芸能

×