乃木坂46、レコ大連覇!「シンクロニシティ」 第60回日本レコード大賞 

スポーツ報知
「シンクロニシティ」で大賞に輝き、昨年に引き続き連覇を達成し涙ぐむ乃木坂46白石麻衣(中央・カメラ・矢口 亨)

 「第60回 輝く!日本レコード大賞」(日本作曲家協会主催)の授賞式が30日、東京・初台の新国立劇場で行われ、乃木坂46が「シンクロニシティ」で大賞に輝き、昨年に引き続き連覇を達成した。

 連覇は2014年、15年の三代目 J Soul Brothers以来3年ぶり。また、最優秀新人賞には「下町純情」を歌う現役大学生の演歌歌手・辰巳ゆうと(20)が受賞した。

 ライバルに並んだ。受賞の瞬間、センターの白石麻衣(26)、今年いっぱいで卒業する西野七瀬(24)が有終の美を飾った。

 同曲は今年4月に発売され、既に売り上げ150万枚を突破。今年発売したシングル3枚だけではなく、昨年3月の「インフルエンサー」以来、6作連続のミリオンセラーだ。2011年8月にAKB48の公式ライバルとして誕生。8年目にして連覇数もAKBが11年と12年に達成した「2」になった。

 今年もアイドルグループの頂点を走り続けた。7月から9月にかけてグループ初のドーム&スタジアムツアーを開催。7月~9月にかけ東京、福岡、大阪、愛知、宮城の5か所11公演で過去最多の約52万人を動員。特に東京では、神宮球場と秩父宮ラグビー場で史上初となるライブの同時開催。3日間公演で18万人を集める人気を見せた。また今月1日には中国・上海で初の海外単独公演も成功させた。

 関係者によると、過去、グループを叱咤(しった)しながら鼓舞してきたプロデューサーの秋元康氏(60)も今年は特に口出しすることなく遠目に見守ってきたという。

 今年は4月に生駒里奈(23)、11月に若月佑美(24)、そして31日でセンターの西野七瀬(24)が卒業。屋台骨を支えてきた1期生のメンバーが相次いで抜けた。一方で今月には4期生11人がお披露目され、既に最年少メンバーの筒井あやめ(14)が人気を集めるなどファンに浸透しつつある。11人も現在連日のように猛レッスンを重ねており、来年中には合流する見込みだ。

 アイドルの頂点を走り続ける乃木坂にも徐々に新陳代謝の波が訪れている。元号も変わる2019年。グループが新世代へと移り変わる。

芸能

×