千葉雄大に漂う中性感、NHKドラマでトランスジェンダー役「前を向ける作品」

スポーツ報知
会見に出席した千葉雄大と伊藤沙莉

俳優の千葉雄大(29)と女優の伊藤沙莉(24)が10日、都内で、NHK総合「ちょいドラ2019」(12日、後7時)の会見に出席した。本作は「―な女」と題した3話からなる29分間のオムニバスドラマ。この日、欠席した岡山天音(24)を含む3人がそれぞれ主演した。

 千葉は「尽くす女」に出演し、体は男性だが、心は女性のトランスジェンダーで、多くの人が身に覚えのある「自己肯定感」に苦悩する役柄を熱演。「題材としては繊細に受け取られる方もいるとは思いますけど、やっている方としては学生時代でも、大人になってからもモヤモヤとした気持ちを晴らしてくれる、『今のままでもいいのかな』と前を向ける作品になったと思う」と話した。

 わずか約10分間のストーリー。「短いですけど、それだから描けるものがある。そこに人生を凝縮するのは難しいけど、10分で切り取ったもので想像してもらうこともできる」と胸を張った。

 千葉は9日にスタートした日本テレビ系連続ドラマ「家売るオンナの逆襲」(水曜・後10時)にも出演。千葉演じるテーコー不動産営業チーフ・足立聡が、松田翔太演じるフリーランスの不動産営業マン・留守堂謙治に惹(ひ)かれていくようなシーンがあり、ボーイズラブな展開が話題になった。ネット上では「まさかのBL展開」「この恋、応援したい」などのコメントが相次いだ。

 一方、伊藤も昨年に続き、ドラマに引っ張りだこ。10月期の日本テレビ「獣になれない私たち」では、新垣結衣が扮するヒロインと同じ会社に務める“癖の強い同僚”役が話題となった。この日、「2018年はコメディー系の役が多かった。2019年は、やったことのない役が増えたらいいと思う」と話した。

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