「テルマエ・ロマエ」原作者・ヤマザキマリ氏の波乱万丈な道のり

スポーツ報知
サワコの朝に出演したヤマザキマリ氏(C)MBS

 19日放送のTBS系トーク番組「サワコの朝」(土曜・前7時半)に「テルマエ・ロマエ」の原作者として知られる漫画家・ヤマザキマリ氏が出演する。

 独特の着眼点から斬新な世界観を描くヤマザキ氏は余白をみつけると描かずにはいられなかったという「絵が大好き少女」。しかしヴィオラ奏者の母には「フランダースの犬」を差し出され、「絵描きになると、こーなるらしいよ」と非情な死を遂げる主人公を例に反対されていた。

 しかし14歳のときに母の友人にプレゼントを届けるため、ヨーロッパにひとり旅に出たヤマザキ氏は転機を迎える。ルーブル美術館で「本物の絵」と対面した際も、片言の英語しか話せず途方に暮れたという。スタジオではそんな波乱万丈な旅の全容を振り返る。

 高校を2年で中退し、イタリアに美術留学したヤマザキ氏は当時の極貧生活の思い出も明かす。

 「記憶の中で今でもきらめく1曲」では紀行番組「兼高かおるの世界の旅」のテーマ曲・ヴィクター・ヤングの「八十日間世界一周」を紹介。小学校の作文で将来の夢に兼高かおると書くほど好きだったという番組との思い出も語った。

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