市原悦子さん告別式　共演のベンガル「いつも怖いなとビビってた」

　１２日に心不全のため亡くなった女優の市原悦子（いちはら・えつこ、本名・塩見悦子＝しおみ・えつこ）さん（享年８２）の葬儀・告別式が１８日、東京・青山葬儀所で始まった。中尾彬（７６）池波志乃（６３）夫妻、ベンガル（６７）らが参列した。

　舞台などで市原さんと共演したというベンガルは「いつかまた仕事ご一緒させてもらえるかなと楽しみにしていたんですけど」と悼んだ。「なるべく現場でも市原さんの声が聞こえるところにいて、市原さんから勉強させて頂いてました」と振り返った。

　どのような女優だったか聞かれ「やっぱり大女優ですから、いつも怖いなとビビってました。優しく声を出されても、何かその奥に強いものを感じられるんで、いつも悦子さん怖いなと思っていた」と思い出を語った。