玉木宏、主演ドラマで将棋担当の新聞記者役 「将棋の面白さ、厳しさを知りました」

スポーツ報知
都内で行われたNHK BSプレミアム「盤上のアルファ〜約束の将棋〜」(2月3日スタート、日曜・後10時)の試写会に出席した(左から)塩田武士氏、比嘉愛未、玉木宏、上地雄輔、近藤正臣

 俳優の玉木宏(39)が18日、都内で行われた、主演するNHK BSプレミアム「盤上のアルファ~約束の将棋~」(2月3日スタート、日曜・後10時)の試写会に出席した。

 塩田武士氏の同名小説が原作。俺様的な性格が災いし、花形の社会部から文化部・将棋担当に異動させられた新聞記者(玉木)と、プロ棋士(四段以上)を目指し、特例で三段リーグ編入試験を受けようとする真田(上地雄輔)。復活を期す2人の男の人間ドラマを描く。

 玉木は「この作品を通して自分なりに勉強して、将棋の面白さ、厳しさを知りました。(原則26歳までに四段になれないと退会になる)奨励会の厳しさを知ってこそ、面白さが分かった」。撮影を通じ、羽生善治九段(48)、加藤一二三元名人(79)にインタビュー。「お二方とも記憶力がすごい。『いついつの、この盤面で』と、ピシャリと覚えていた。僕なんか昨日、何を食べたかも忘れている…。共演の機会をいただき、うれしく思います」と喜んだ。

 同学年の上地とは初共演になる。玉木は「20代初めの頃、よく遊んでいた。ようやく一緒に仕事をすることができた。同級生、同世代と一緒に仕事をする機会も減ってきている。上地君とタッグを組んで仕事ができたのは、非常に楽しい時間でした」としみじみ。上地も「玉木君とは20年近くの付き合い。彼はもう活躍していた。いつか、こいつと肩を並べてやりたい―と思った役者と仕事ができてうれしかった」と話した。

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