開星元監督・野々村氏、大バッシング発言の真相明かした 問題の服装は「地味なの着ていったんだよ」

スポーツ報知
2010年、敗戦後の発言が不適切だったとし、日本高野連に謝罪に訪れた時の野々村直通氏の服装。

 開星高校の元監督・野々村直通氏(67)が18日放送のTBS系「爆報!THE フライデー」(金曜・後7時)に出演。甲子園での発言で大バッシングを受けた時の真相を明かした。

 2010年のセンバツ高校野球1回戦で、野々村氏が監督を務めていた開星高校が21世紀枠で出場した相手校に敗戦。敗れたことに腹を立て「腹を切りたい。21世紀枠に負けたことは末代までの恥」と発言。不適切な発言だったとして日本高野連に謝罪。この時の服装も問題となり退任することになった。

 この発言について野々村氏は、敗戦後のテレビ取材では「全て私の責任です」と一言だけ発言。「とにかく俺が情けない。勝たせてやれなかった。1人にしてくれ…」と話したことを振り返った。

 しかし、敗戦後の取材が終わったあとの記者の発言で爆発「若い記者がね、キツい言い方されたのでね、カチンときたね。そこからなんだよね、我を忘れて。死にたい。腹を切りたいって言ったのは。相手を侮辱してやろうという考えはないです。人生終わりましたね…」と暴言の真相を明かし、相手チームに悪意がなかったことを打ち明けた。

 さらに、高野連を訪れたときの服装が、謝罪する格好ではないと批判が起きたことに「それしかないんだもん。地味なのがないの。あれは甲子園だからって地味なの着ていったんだよ」と説明し、スタジオからは笑いが起きた。

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