白石和彌監督が58年ぶりの快挙 2年連続監督賞受賞…ブルーリボン賞

スポーツ報知
58年ぶりに偉業を達成した白石和彌監督

 東京映画記者会(報知新聞社など在京7紙)が主催する「第61回(2018年度)ブルーリボン賞」が20日、決まった。

 白石和彌監督(44)は、2年連続で監督賞を受賞。巨匠・今井正監督(1956、57年度)、市川崑監督(59、60年度)以来、史上3人目の快挙に「違う国の話のよう」と驚きを隠せなかった。

 昨年は「サニー/32」「孤狼の血」「止められるか、俺たちを」の3本でメガホンを執った。特に「止められるか―」は師事していた故・若松孝二さんが設立した若松プロダクションの創成期を描いた力作。撮影を通して、若松さんが「本気で映画で世の中を変えられるんだと信じていた」と気付いた。「若い監督たちを僕のところでデビューさせるとか、若松監督もやっていたことをやっていかなければ」。後進育成に力を注いだ師匠と同じ道を進むことを誓った。

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