「ブラザーズ5」4年ぶり新曲発表に杉田二郎&ばんばひろふみ「機は熟した」 ライブも開催

スポーツ報知
来社した(左から)ばんばひろふみと杉田二郎

 5人組のフォークユニット「ブラザーズ5」の杉田二郎(72)と、ばんばひろふみ(68)が、このほど報知新聞大阪本社を訪れ、2月6日リリースの両A面シングル「君に会えて…会えてよかった」「吹く風まかせ~Going My Way~」と、同10日に開催されるビルボード大阪公演をPRした。

 堀内孝雄(69)、高山巌(67)、因幡晃(64)との5人で2014年に結成。約4年ぶりの新曲発表に、ばんばは「無我夢中で全国を回ってグループが認知されるようになり、機は熟した、という感じかな」と気合十分。リーダーの杉田は「ソロ活動以外で、みんなが集まるのは刺激になる。少年、青年時代に帰るようなドキドキ感がいい」とチームプレーの楽しさを語った。

 「君に―」は熟年夫婦のお互いの感謝を表現した“アラウンド古希”の心情に寄り添うナンバー。「吹く風―」は年齢を重ねても、自分らしく前向きに…というメッセージが込められている。

 その新曲をひっさげたビルボード大阪でのライブは昨年3月以来。「会場に集まった知らない同士が、みんなで歌って、会話が生まれているのを感じる。声を発して、笑ったり、大騒ぎできれば」(杉田)「ビルボード大阪は、普通のホールとは違う、お客さんとの密な接触が熱くていいですね」(ばんば)と盛り上がりを期待した。

 秋田出身の因幡以外は関西出身。2025年には大阪万博が開催されるが、ばんばは「1970年の大阪万博でアマチュアで歌ったのが『戦争を知らない子供たち』。愛知万博(2005年)でも歌ってジンと来ましたが、次の大阪万博でも歌えたらスゴイ。頑張って健康管理しないとね」と昭和・平成に続く、3時代を股にかけた万博での熱唱に思いをはせた。

 ライブは2月9日に名古屋ブルーノート、同23日に東京・コットンクラブでも開催される。

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