若林史江、暴行動画の生徒は「反省せずに終わってしまう」

　株式トレーダーでタレントの若林史江（４１）が、２１日放送のＴＯＫＹＯ　ＭＸ「５時に夢中」（月～金曜・後５時）に出演。東京・町田市の都立高校で男性教師が生徒の顔を殴るなどの体罰を加えていた問題について、生徒側に苦言を呈した。

　番組で、教師が生徒を殴り飛ばすツイッター動画が流されると「この場面だけを流すのはやめようって」とコメント。「もちろん殴ったことは悪いけど、この生徒が先生に言った暴言とか侮辱した言葉を抜きにして、ここだけを切り取ったら教師が悪いと思う。でもここに至るまでの原因があることを突き止めるべきだし、単純に暴力はダメってだけしたら、若い子たちにも良くないと思う。『大人をバカにしても平気なんだ、どうせ暴力を振るった方が罰せられるんだ』となったら、自分たちのしたことを反省せずに終わってしまう。暴力は確かにダメなんだけど、結果に至るまでの原因を検証していかないと、子供たちがどんどんおかしくなる」と熱く語った。

　その上で「自分が親だったら子供を殴り飛ばすね。先生が生徒の家に親御さんと生徒に謝りに行ったと報道されているけど、私だったら逆に先生の前で自分の子供を殴り倒すね」と再び憤慨した。

　ＭＣ・ふかわりょう（４４）が「先生ありがとうございましたってことですか？」と確認すると、若林は「『ありがとうございました』とまでは言わないけど、『うちのバカ』が申し訳なかったと言いたくなる」とうなずいた。さらに「高校なんだから生徒をやめさせてしまえばいい。殴るのは我慢するけれど、こういった行動（教師をバカにするなど）をした生徒は義務教育ではないので退学にしますって」と提案。最後は「強い態度で出ないと、子供たちがおかしくなる」と心配した。