YOSHIKIがハリウッド映画シリーズ最新作の音楽監督に決定

スポーツ報知
ハリウッド映画の音楽監督を務めることが決まったYOSHIKI

 「X JAPAN」のYOSHIKIが、ハリウッド映画のシリーズ最新作「xXx(トリプルX)4」(公開時期未定)の音楽監督を務めることが21日、発表された。この日、D・J・カルーソ監督が上海で行った会見で明かした。テーマソングをはじめとする楽曲総指揮を手がける。また、8月8日に中国全土で先行公開、その後に世界公開を予定するフランスの長編アニメ映画「Spycies」の楽曲総指揮を務めることも決まった。

 「トリプルX」はシリーズ累計興収1000億円を誇る。YOSHIKIは「僕(X JAPAN)の参加によって、“トリプル(3倍)X”が“クアドラプル(4倍)X”になりましたね」と声を弾ませた。過去の海外作品などとのタッグに米映画「SAW4」(07年)の主題歌、12年に米映画賞ゴールデングローブ賞のテーマソングを担当したことがある。

 YOSHIKIが参加する2作品は、ロサンゼルスの映画配給会社「The H Collective」が手がける。同社CEOのニック・クローリー氏は「YOSHIKIは我々にとって、とても信頼のおける作曲家であり、これら2つの長編映画で一緒に仕事ができることを非常に誇りに思っています」とコメントした。

 「Spycies」は米国、中国、フランス、日本の合作。YOSHIKIは「国境をまたいでの合作に貢献できるのはとてもうれしいです。現在、いろいろなオファーを頂いていますが、まずはこのプロジェクトに力を注ぎたいと思います。ここ数年はX JAPANのアルバム制作に全てを注いできましたが、それが一段落したため、これらの作曲にも貢献できることになりました。皆さんの期待に応えられるよう頑張ります」と新たな取り組みに向けて意気込んだ。

芸能

×