吉高由里子、主演ドラマで定時に必ず帰るOL役 撮影で「私も定時に帰れますか?」

スポーツ報知
初のOL役に挑む吉高由里子

 女優の吉高由里子(30)が4月スタートのTBS系連続ドラマ「わたし、定時で帰ります。」(火曜・後10時)で主演を務めることが23日、分かった。同局の連ドラ主演は初めてで、初のOL役に挑む。

 演じるのはWEB制作会社に勤める32歳独身のWEBディレクター・東山結衣。仕事中毒で家に帰らぬ父親を見て育ち、過去にあるトラウマを抱え、以来「必ず定時で帰る」という“残業ゼロ”の信条を貫くワーキングガールだ。

 吉高は30代最初の連ドラとあって「自分にとっても勢いづく作品にしたい」と意気込んだ。きりっとしたメイクにコンサバ風の衣装も見どころのひとつ。「シャキッとした女性らしい感じも初めて。慣れないです」と照れ笑いを浮かべた。

 原作は、徹底的な取材と軽快な筆致による作風で人気の朱野帰子(あけの・かえるこ)氏による同名小説。多くの企業が「働き方改革」の実践を目指す現代社会で、「残業問題」を切り口に仕事観や結婚観、ブラック企業問題、孤独死など身近な問題を見つめ直す。

 OL経験がない吉高は、役作りのため一般企業に勤める友人らに“リサーチ”し、「本当に会社をやめる人が多いと聞いた」とびっくり。働き方改革の影響で、同局の撮影現場では制作スタッフの人数を増やし休日をしっかりとれる態勢を取っており、吉高は「私も定時に帰れますか?」と冗談交じりにアピールした。

 共演陣も豪華な顔ぶれ。ワーカホリックな結衣の元婚約者役を向井理(36)、出産後早々に仕事復帰する先輩役を内田有紀(43)、ブラックな上司役をユースケ・サンタマリア(47)が演じる。2月中旬にクランクインする。

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