嵐「最後まで走りきりたい」…「ＶＳ嵐」冒頭で視聴者に向けて感謝のメッセージ

　２０２０年１２月３１日をもってグループ活動を休止する５人組・嵐が３１日、フジテレビ系のレギュラー番組「ＶＳ嵐」（木曜・後７時）に出演し、番組冒頭で視聴者に向けて感謝のメッセージを送った。

　２７日の休止発表後、５人がそろって登場するのはこの日が初めて。全員で「ＶＳ嵐をご覧の皆さまこんばんは、嵐です」とあいさつし、櫻井翔（３７）が改めて活動休止を報告。大野智（３８）は「突然の発表で驚かせてしまってごめんなさい」と謝りながらも「これからの時間も僕ら頑張っている姿を見せていきたい」と前向きに話した。

　関係者によると、撮影は２９日に都内で行われた。５人に悲壮感はなく、和気あいあいとした空気で行われたという。二宮和也（３５）は「いろんなところで『残り２年』って言っていますけど甘えちゃいけないと思う。１年半で（番組が）終わっちゃう可能性ある」とおどけると、櫻井も「それもそうだ」と同調。二宮は「終わらないように最後まで走りきりたいと思っているので、よろしくお願いします」と言うと、櫻井も「明るく楽しく作っていきたい」。冒頭から１分３３秒、笑顔のメッセージとなった。

　またこの日、同番組が掲載された新聞のテレビ欄には「５人の１月の過ごし方」「人気芸人＆吉田沙保里」「で衝撃展開！三宅健が」「嵐の楽屋で裸を観察！？」の文字が並んだ。４行の頭文字を読むと「５人で嵐」。関係者によると、番組スタッフがファンや視聴者に向けて考えたという。

　衝撃の発表から４日。世間ではファンの“嵐ロス”がささやかれているが、メンバーや関係者たちで「最後まで笑って」を続けていく。