中島みゆき、20回目「夜会」過去曲7曲は史上最多

スポーツ報知
姉妹役を演じた中島みゆき(左)と渡辺真知子

 シンガー・ソングライター中島みゆき(66)が構成、演出、作詞作曲、主演を務める舞台「夜会 VOL.20 リトル・トーキョー」(27日まで)がこのほど、東京・TBS赤坂ACTシアターで開幕した。

 1989年に始まった夜会。20回目となる今作は、2014年の「夜会 VOL.18 橋の下のアルカディア」以来5年ぶりの新作で、北海道の山あいに建つクラシックホテルを舞台にしたファンタジー作。代表曲「二隻の舟」など、過去に発表した7曲を披露している。過去曲を7曲も歌うのは20回目にして史上最多で、初見でも楽しめる構成に仕上がった。

 30日に行われた初日公演では新曲「リトル・トーキョー」をメインキャストと圧巻のステージを繰り広げると、1300人の観客から拍手喝采。「温かい拍手をありがとうございます。まるで保護者会のようですね」と中島。途中、歌詞を間違えるハプニングも発生し「いけてるんじゃないかと思ったところ、いけてなかった…。キャスト、スタッフの口から心臓が飛び出そうになりましたが、お客さんは動じないですね」と反省し、会場の笑いを誘った。

 初参加の歌手・渡辺真知子(62)も「寿命が縮まった」と苦笑い。全20公演で2万6000人を動員する予定。

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