中村扇雀「忠臣蔵」知らない若者激増にショック…小劇場では12年ぶりの歌舞伎、菊之助と初役に挑戦

スポーツ報知
国立劇場小劇場3月歌舞伎公演に出演する中村扇雀(右)と尾上菊之助

 歌舞伎俳優の中村扇雀(58)、尾上菊之助(41)が8日、都内で東京・国立劇場小劇場3月歌舞伎公演(3~27日)の取材会を行った。

 小劇場での歌舞伎公演は12年ぶりで2人とも初役に挑戦。扇雀は「元禄忠臣蔵」で徳川綱豊を演じる。「最近の10代、20代の世代は忠臣蔵を知らない人が増えていて驚かされる。これは大変なこと。ネットでストーリーは調べてから見にきて欲しい」と呼び掛けた。

 菊之助は舞踊の大作「積恋雪関扉(つもるこいゆきのせきのと)」で関兵衛実大伴黒主を演じる。「いつかやってみたいと心に秘めていた役。全力でぶつかっていきたい」と抱負を語った。

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