近藤サト、白髪を染めないという決意の理由は…

スポーツ報知
近藤サト

 フリーアナウンサーの近藤サト(50)が14日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜・正午)に出演し、東日本大震災をきっかけに、髪を染めずに白髪のままでいる決意をした経緯を語った。

 近藤によると、フジテレビのアナウンサーだった20代後半のころから額の右の生え際のあたりに白髪が目立ち始め「染めるのが当然」「バレてはいけない」という常識に従って髪を黒く染めてきた。しかし43歳だった2011年3月11日に起きた東日本大震災などをきっかけに「もし何か不測の事態が起きて、美容室に行けなくなったら白髪が出てしまう。これは大変」と感じ、準備した防災グッズに、自宅で染められる毛染め剤を加えたという。

 そのとき、自分の行動に疑問が生じた。「非常事態のときに、それが必要なのか。改めて(若々しく見られなくてはいけないと)自分が追い込まれていた、追い込んでいたことに気づいて、原点に立ち返ってみようと思った」

 染めるのをやめた当初は、毛髪の根元だけが白くなるのも気にせずにテレビに出ようとしたが、周囲のスタッフのすすめにより臨時のスプレーでごまかしながら出演。髪がほどよい長さになってからスプレーもせず、全体に白髪がまじる状態でテレビに出て「びっくりされた」そうだ。

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