伊藤淳史、まな娘とのエピソード披露 夏木マリはエンディングノート記す

スポーツ報知
トークショーを行った(左から)夏木マリ、伊藤淳史、藤井道人監督

 俳優の伊藤淳史(35)、夏木マリ(66)が18日、都内で3月10日放送のWOWOWプライム「ドラマW 今日、帰ります。」(後10時)のトークショーを行った。

 応募総数399通から選出された第1回WOWOW新人シナリオ大賞受賞作。突然妻に出て行かれ、別居生活を送る銀行員(伊藤)。銀行の顧客で厄介者扱いされているおばあさん(夏木)の担当になるが、彼女の助言を受けながら家族が元に戻るように奮闘する。

 伊藤は10年に一般女性と結婚し、現在は長女(3)の父親。家族の存在について聞かれ、「当たり前にいることが奇跡。元気でいることが特別なこと、普通に生活できていることがありがたいことだと、日に日に感じています」としみじみ。「娘には毎日、『大好き』って言っています。いつまで言ってくれるか分かりませんが(娘も)『大好き』と言ってくれています」と目尻を下げた。

 夏木から「(チビノリダーとして)テレビで見ている時から知っていますから。どういう演技をするのか、ファン心理で見ていた」と告げられ、「幸せですね。うれしい。早くお酒飲みたいですね」と喜んだ。

 夏木は「終末に向かっている女性(の役)。自分もその年齢に近付いてきて、エンディングノートを書きました」と告白。「葬式のケイタリングはこうしてくれ、音楽はこれにしてくれ、とか。テーブルクロスは銀紙か白か悩んでいるのですが…。細かいことを書いている。心情は分かりますね」と明かした。

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