ＫＡＴ―ＴＵＮ中丸、吉高由里子と恋人役で初共演…ＴＢＳ系「わたし、定時で帰ります。」

　３人組人気グループ「ＫＡＴ―ＴＵＮ」の中丸雄一（３５）が４月スタートのＴＢＳ系連続ドラマ「わたし、定時で帰ります。」（火曜・後１０時）で、主演の吉高由里子（３０）と初共演することが１８日、分かった。

　中丸が演じるのは、吉高演じる３２歳独身のＷＥＢディレクター・東山結衣の恋人・諏訪巧（たくみ）。仕事よりもプライベートの時間を重んじる家庭的な性格で、過去にあるトラウマを抱え「必ず定時で帰る」のモットーを貫く“残業ゼロ社員”結衣にとって理想の男性だ。だが向井理（３７）演じるワーカホリックな結衣の元婚約者が現れ三角関係となる。

　バラエティー、情報番組など幅広い番組に出演し、ソロアクトライブのセルフプロデュースや舞台演出などでも活躍する中丸は、吉高との共演について「一緒のシーンが多くなると思うので、空き時間にも自然に会話をして良い雰囲気でお芝居をしていければと思います」と意欲たっぷり。

　原作は朱野帰子（あけの・かえるこ）氏による同名小説。多くの企業などが「働き方改革」を目指す現代において、「残業問題」を切り口に身近な社会問題を見つめ直す。中丸は「最近、自分の身の回りの人と会話していても、『働き方改革』や『働き方』に関して話すことが多い。たくさん共感していただき、翌日の話のネタになるようなドラマになればうれしい」とアピールした。

　ほかに、結衣の行きつけの「上海飯店」店主役の江口のりこ（３８）、常連客役の梶原善（５２）と酒井敏也（５９）、結衣に情報を提供する謎の男役の桜田通（２７）が出演する。