千昌夫「ここまで長く仕事できるのは社長のおかげ」…元「第一プロ」社長・岸部清さん通夜

スポーツ報知
岸部清さんの思い出を語った千昌夫

 11日に亡くなった元「第一プロダクション」代表取締役社長の岸部清(きしべ・きよし)さん(享年88)の通夜が18日、東京・青山葬儀所で営まれ、歌手の千昌夫(71)、五木ひろし(70)、小林幸子(65)ら芸能関係者約500人が参列した。

 1968年に所属した千は「千昌夫がここまで長く仕事ができるのは岸部社長のおかげ」としんみり。74年から13年間所属していた小林は「20歳から5年ヒットに恵まれず、第一プロのストックの曲から出したのが『おもいで酒』。(大ヒットとなり)『辛抱してよかったな』と一緒に泣いてくれました」と振り返った。

 会場にはぴんからトリオの「女のみち」や千の「北国の春」など名曲が流された。ひつぎには愛用のつえ、アロハシャツ、帽子などが納められ、ひつぎの左横にも故人の大好物だったあんパンやどら焼き、甘酒などが供えられた。

 戒名は「大光明清居士(だいこうめいせいこじ)」。芸能界に大きく貢献し、光を日本中に届け他者も明るく照らした功績を文字に込めた。

 ほかに露木茂氏(78)、田辺靖雄(73)、畑中葉子(59)らも参列。葬儀、告別式は19日に同所で営まれ、千が弔辞を読む。

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