専門医「口内炎が2週間以上治らないときは口腔がんを疑うべき」

スポーツ報知
堀ちえみ

 タレントの堀ちえみ(52)が「ステージ4」の口腔がん(左舌扁平上皮がん)であることをブログで公表したのを受け、19日のTBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!」(月~金曜・後1時55分)には東京銀座シンタニ歯科口腔外科クリニックの新谷悟院長が電話出演し、この病気について解説した。

 堀のブログによれば「最初は昨年夏頃に、舌の裏側に小さい口内炎ができ」、治療を続けたが症状は悪化。今年1月に「悪性の舌癌の可能性が高い」と知らされ、2月4日に出た検査結果で口腔がん(左舌扁平上皮がん)と診断された。

 新谷院長は、口腔がんの診断は「難しい」としたうえで、口内炎の治療を受けても2週間以上治らない場合や、口内炎の炎症部分が1センチを超える場合は「初期の口腔がんを疑うべきです」と指摘した。

 また虫歯や義歯でかみ合わせが悪くなり、舌などに慢性的な刺激が加わっているのに、それを放置したままになっているケースなどが、がんの原因のひとつになると注意を呼びかけた。

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