スピッツ、広瀬すずヒロインの100作目朝ドラ「なつぞら」の主題歌を担当

スポーツ報知
スピッツ

 4人組ロックバンド・スピッツが、4月1日スタートのNHK連続テレビ小説「なつぞら」(ヒロイン・広瀬すず、月~土曜・前8時)の主題歌「優しいあの子」を担当することが19日、同局から発表された。

 スピッツの連続テレビ小説への楽曲提供は初めて。今作は100作目にあたる。

 同作は、脚本家・大森寿美男氏のオリジナル作品。戦争で両親を失い、北海道・十勝の牧場で養父に育てられた奥原なつ(広瀬)。十勝で育まれた想像力と、開拓者精神を生かし、東京でアニメーションの世界に挑む彼女の姿を描く。

 ボーカルの草野マサムネさん(51)は「記念すべき朝ドラ100作目、大好きだった『おしん』や『あまちゃん』のようにインストがいいのでは?とも考えましたが、今回は歌ありです」。オファーを受け、作品の舞台となる十勝を何度か訪問。イメージを膨らませた。

 楽曲について「ドラマタイトルが『なつぞら』なのに、詞がかなり冬っぽい仕上がりになっています。そこ(十勝)で感じたのは季節が夏であっても、その夏に至るまでの長い冬を想(おも)わずにはいられないということ。『なつぞら』は厳しい冬を経て、みんなで待ちに待った夏の空、という解釈です。広く美しい北海道の空の力で書かせてもらいました」とコメントした。

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