ジャニーズ初のバーチャルアイドル誕生…「SHOWROOM」とタッグ 

スポーツ報知
プロジェクトに参加する「なにわ男子」の藤原丈一郎(左)、大橋和也(中)(右はSHOWROOM・前田裕二社長)

 ジャニーズ事務所が、ライブ動画配信サービス会社「SHOWROOM」とタッグを組んで新プロジェクト「バーチャルジャニーズプロジェクト」を展開することになり19日、都内で発表会が行われた。ジャニーズ初のバーチャル(仮想)アイドルとして海堂飛鳥(かいどう・あすか)、苺谷星空(いちごや・かなた)が同サービス内(同日午後9時30分頃から毎日配信)で“活動”していく。

 「SHOWROOM」は、ネット上の生放送配信でリアルタイムでファンとコミュニケーションするサービス。海堂と苺谷は、配信を通して新しい時代のアイドルとしてのスキルを学び、将来的に「アイドルデビュー」「ワンマンライブ」を目指す。それぞれのキャラクターボイスは、関西ジャニーズJr.の藤原丈一郎(23)と大橋和也(21)が務める。

 昨年10月に関ジャニ∞の横山裕(37)と大倉忠義(33)のプロデュースで結成された7人組「なにわ男子」のメンバーでもある2人は、昨年2月にはダブル主演したミュージカル「リューン~風の魔法と滅びの剣~」を成功させ、6月に再演が決まるなど成長著しい。藤原は「新たな挑戦。ビックリとともに楽しみ。楽しみでしかない」と意気込んだ。

 ジャニーズ事務所は昨年1月末にニュースサイトの写真掲載を条件付きで解禁して以降、YouTubeやNetflixなどインターネットの動画事業にも参入してきた中での新たな試み。総合プロデューサーを務めるSHOWROOMの前田裕二社長(31)は「バーチャル世界で築いたファンをリアルにも還元していく。楽曲やアニメ領域での展開を想定し、日本だけでなく世界に向けてキャラクターの世界観を発信していきたい」と、さまざまな可能性に期待を寄せていた。

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