中村勘九郎、10年ぶりこんぴら歌舞伎「早く舞台に立ちたい」

スポーツ報知
製作発表に出席した(左から)市川中車、中村七之助、中村勘九郎、中村扇雀

 歌舞伎俳優の中村勘九郎(37)中村七之助(35)が20日、都内で「四国こんぴら歌舞伎大芝居」(4月6~21日、香川・金丸座)の製作発表を行った。

 1835年に建築された日本最古の芝居小屋・香川県琴平町の金丸座で上演され、今回で35回目。座頭を務める勘九郎は弟の七之助と10年ぶり2回目の出演になる。古典落語を基にした喜劇「心中月夜星野屋(しんじゅうつきよのほしのや)」や、近松門左衛門が夫婦の愛を描いた「傾城反魂香(けいせいはんごんこう)」など計5演目を2部構成で上演する。

 NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(日曜・後8時)に主演している勘九郎だが「阿部(サダヲ)さんとのダブル主演なんで行けるんです。4月は空きました。私自身、芝居にひと月でるのは11月以来。こんなにも出てないことはないので、早く舞台をやりたいなという気持ちはある」と意欲満々だった。中村扇雀、市川中車も出演する。

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