堀ちえみ、11時間の大手術無事終了…25日まで集中治療室

スポーツ報知
堀ちえみ

 ステージ4の舌がんを公表したタレントの堀ちえみ(52)が22日、都内の病院で11時間にわたる手術を受けた。午後10時21分に公式ブログで夫が無事に終了したと報告。首のリンパ節に転移した腫瘍を取り、舌の6割を切除、太ももの組織を取り舌の再建手術を行ったという。術後は集中治療室(ICU)に入り、週明けの25日まで治療を行う予定だ。

 衝撃のがん告白から3日。堀が午前11時から午後10時まで、11時間にわたる大手術を乗り越えた。

 夫が「堀ちえみ 夫より」と代筆する形で「手術終わりました」と題したブログを更新。「本日22時に耳鼻咽頭科・口腔(こうくう)外科・形成外科による、舌癌(がん)の手術が無事に終わりましたことを、ご報告致します」とつづった。

 内容について「まず頸部(けいぶ)リンパ節を取る手術を行い、次に舌の6割を切除する手術を行いました。そして最後に太ももの組織を取り、舌の再建手術です」と説明。「手術後はICUに入り、今はゆっくり休んでいます」と様子を明かした。

 がん公表のブログ(19日)には4000以上の激励コメントが寄せられたが「皆様からの心温まるコメント、励みになったと思います。ありがとうございました」と感謝した。

 堀自身は手術前の午前8時に、病室でブログを更新。「克服できた後の自分をイメージ。やりたいこと、たくさんある! 夢だって、いっぱい持ってる!」とし「夢をかなえるための最初の一歩がもうすぐ始まります」と前向きに心境をつづっていた。

 夢のひとつは、芸能生活40周年を迎える3年後にステージに戻ることだ。この日放送されたTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(金曜・後8時57分)で明かした。番組は16日に収録され、手術前最後の仕事。「今後、もしかしたら歌えないかも知れない、しゃべることもできないかもしれない。歌う姿も最後になるかもしれないので歌っておきたい」と希望し、85年発売のシングル曲「リ・ボ・ン」を歌唱。「(舌は)痛いけど、歌っている時は痛くない」と笑顔を見せた。

 夫によると、今後は25日までICUで集中治療を行うという。

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