石田純一が今回のアカデミー賞を分析「マイノリティーにやさしい」

スポーツ報知
イベントに出席した石田純一

 俳優・石田純一(65)が23日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで「WOWOW×OSCARS(R)特別試写会」に出席した。

 今イベントは日本初のアカデミー賞公認の映画試写会となる。映画に造形の深い石田は今回の第91回アカデミー賞受賞作品を「今回もいろいろ揃ってます。マイノリティーにやさしいというか、憂慮して、社会派ではないですけど、そう感じるものが多い」と分析。初の黒人での監督賞がかかる「ブラック・クランズマン」(スパイク・リー監督)にも期待し「映画のキーワードを皆さんで拾っていってもらえたら」と語った。

 さらに、今賞のノミネートの傾向として「今年はリアルに撮ってる作品が多い。(視覚効果を使った)映像体験が多いですけど、ロードムービーのような作品にも力強いものが多い」。特に作品賞にもノミネートされた「グリーンブック」(ピーター・ファレリー監督)に注目し「グリーンブックって、一体何の話みたいな。黒人の問題も扱ってます。実話の映画なんですけど、こんなことがあったとは」と映画のテーマと題材に感心しきりだった。

 授賞式は日本時間の25日午前8時30分から始まる。

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