アルフィー高見沢 サンマリノ共和国の「騎士」称号を授与「王子からナイトへ。信じられない」

スポーツ報知
サンマリノ共和国から「騎士」の称号を授与された高見沢俊彦

 THE ALFEEの高見沢俊彦(64)が、サンマリノ共和国から「騎士(ナイト)」の称号を授与されることになり3日、都内で式典に参加した。マンリオ・カデロ特命全権大使、文化・教育・学術・スポーツ省のマルコ・ポデスキ大臣が同席する中で「こういう場には慣れているはずなんですが、心拍数はマックス。長くやってきてよかった」と喜びをかみしめた。

 イタリア半島中東部にあり、イタリアに囲まれた同国は人口約3・3万人、広さは東京の世田谷区ほどで世界で5番目に小さい。高見沢は、カデロ大使の著書「だから日本は世界から尊敬される」をきっかけに興味を抱き、積極的に魅力を紹介する活動を行ってきたことが評価された。今年、グループは今年デビュー45周年を迎え、4月から全国ツアー(28公演)が開幕。「特に今年は節目の年。王子からナイトへ。(授与は)非常に自分にとって信じられない出来事の1つ。これを励みに音楽と小説と、二刀流で頑張っていきたい」と意気込んだ。

 カデロ大使は「高見沢さん、来年(同国で)コンサートをやるから、ますます盛り上がる」と既成事実化して現地公演を熱望。同国ではクラシック以外のコンサートが開催されたことはないという。ポデスキ大臣は「国会議事堂のあるリベルタ広場を中心とした歴史地区は、世界遺産にも登録された美しさ。史上最初の日本人アーティストによるパフォーマンスを行うにふさわしい会場」と語り、高見沢は「よく考えて、熟慮して。でも、いずれは実現したい」と前向きに語った。

 また、同国内の2つのブドウ畑を「Vigna di Takamiy(タカミー・ブドウ畑)」として選定されたことも発表された。「ワイン好きとしてはたまりませんよね。赤も白も作る。僕も楽しみ」と喜んだ。

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