激論!「とくダネ」…ピエール瀧容疑者逮捕を受け「いだてん」の対応どうする?「テロップで通常通りオンエア」を推す小倉智昭氏に弁護士は疑問

スポーツ報知
ピエール瀧容疑者

 14日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)でコカインを摂取したとして、12日に麻薬取締法違反の疑いで関東信越厚生局麻薬取締部に逮捕された俳優でテクノユニット「電気グルーヴ」のピエール瀧容疑者こと瀧正則容疑者(51)の事件を特集した。

 番組では、瀧容疑者が、出演するNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(日曜・後8時)の今後についてスタジオで議論が白熱した。

 番組によると、収録は既に6月放送の回まで進み、ドラマの中盤となる第24回あたりまで進んでいるという。瀧容疑者はドラマで、主演の歌舞伎俳優・中村勘九郎(37)演じるマラソン選手・金栗四三を支える足袋店「播磨屋」の店主・黒坂辛作役で出演。脇役だが、物語に欠かせないキーパーソンで後半まで出演する可能性もある役柄だ。

 小倉智昭キャスター(71)は「いだてん」の対応を「番組で1枚テロップでも出して、これはすでに収録済みでありましたので放送いたしますっていうようなことを視聴者に知らせて、通常通りオンエアするっていうんじゃダメなもんですかね」と提案した。

 これにゲスト出演した山田秀雄弁護士は「可能性はあると思いますが、大変な反響があると思います。映画のように自分でお金を払っていくのとは違って、NHKは国民の言ってみれば、税金というか受信料でスイッチをひねれば、そこに映るわけで多くの人が見ていて、実はあの人は薬物犯罪だということをどうやって説明するのかっていろんな各方面から厳しい反響が起こりうるので、NHKがそのまま小倉さんの言ったやり方でやるのは難しいんじゃないかと思います」と疑問を呈した。

 その上で小倉氏は「撮り直しとなったらまた役者さんも全部やり直す、しかも代役を立ててってなるわけじゃないですか。あの、このいだてんは、(ビート)たけしさんが落語家として回し役で出てきますから、そこの部分、たけしさんに回し役で出て来てもらったら。それが一番簡単なような気がしますけど」と笑いながら提案していた。

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