電気グルーヴ・石野卓球、ピエール瀧容疑者逮捕でイベント出演中止 ツイッターで「だとよ」

スポーツ報知
瀧容疑者(右)とユニットを組む石野卓球は23日のイベント出演を中止することを発表した

 コカインを摂取したとして、12日に麻薬取締法違反の疑いで関東信越厚生局麻薬取締部に逮捕された俳優でテクノユニット「電気グルーヴ」のピエール瀧こと瀧正則容疑者(51)が14日、送検された。瀧容疑者とユニットを組む石野卓球(51)は、23日に予定していたイベント出演の中止が決まった。逮捕余波が広がり、関係各所は対応に追われた。

 瀧容疑者の逮捕によって、盟友の石野にも影響が出てきた。23日に北海道・倶知安で開催されるイベント「Pump It」出演の中止が決定。石野は、14日昼になって自身のツイッターで、中止を発表する所属レコード会社のサイトをリツイートして引用する形で「だとよ」と投稿。事件発覚後、自身の言葉を発信したのは初めて。

 前夜には「電気グルーヴツアー 公演中止のお知らせ」「ピエール瀧の逮捕について」「ピエール瀧の逮捕に伴うソニー・ミュージックレーベルズの対応について」の3つの発表についても、レコード会社のサイトをリツイートした。

 4月13日の「GO OUT JAMBOREE」(静岡)、同17日「石野卓球―OPEN to LAST―DJ」(東京)などについては、まだラインアップされたまま。開催について言及されていない。

 「電気―」としての過去作品については、13日から出荷停止され、順次回収作業も始まった。今年、結成30周年を迎え、1月23日には記念アルバム「30」を発売したばかり。同作についても同様の対応が取られるが、この日付のiTunesアルバムチャートで1位にランクイン。その他、10位以内に計4作、100位に以内に計19作が名を連ねた。またトップソングとして「Shangri―La」が2位にランクインした。

 逮捕の一報が流れたのは12日深夜0時過ぎだった。「Shangri―」は、それまで圏外だったのが、深夜2時にトップ100入りすると、そこから急上昇。出荷停止になったものの、今回の事件が皮肉にも作品の注目を高める形となった。

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