ピエール瀧容疑者の父・正臣さんが謝罪「きちんと話して裁きを」

スポーツ報知
ピエール瀧容疑者

 コカインを摂取したとして、12日に麻薬取締法違反の疑いで関東信越厚生局麻薬取締部に逮捕された俳優でテクノユニット「電気グルーヴ」のピエール瀧こと瀧正則容疑者(51)が14日、送検された。

 ピエール瀧容疑者の逮捕について、静岡市内に住む同容疑者の父・正臣さんは、「もういい年ですが、息子のやったことは、支えてくれた方に対する裏切り行為。本当に申し訳ないと思っています」と謝罪した。

 13日早朝にテレビをつけた際、息子のコカイン使用に「びっくりした」という。正月には同容疑者が家族であいさつに訪れ、2月下旬には家族の誕生会で再び静岡に。一家で共に過ごしたが、「孫の勉強や健康の話などをした。おかしいところはなかった」と振り返った。

 現在、正臣さんはテレビのニュースでしか情報が入ってこない状態。同容疑者が「使用したことは間違いない」と供述したことや、韓国紙幣を丸めて使って鼻から吸引したことが報道されている。近年、薬物や覚醒剤などの報道を見ながら、「日本も危険になってきたと思ったら、まさかわが息子が」と絶句する。「もう本人も認めているのでやったことは間違いない。ゼロになることはない…」

 昔は近くの川でよく遊ぶわんぱくだったが、一方であまり叱ることもなく、手のかからない少年だった。「大人になって1度か2度、言葉遣いが生意気で怒ったくらいです」と思い返す。

 今後は使用期間や入手経路が焦点になる。「どこまでやったのか。真実は一つです。きちんと話して法治国家の裁きを受けなければいけない。きちんと責任ある対応をして元気に戻ってきてほしい」と、絞り出すように話した。

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