ビートたけし、ピエール瀧容疑者は「やけに落ち着いていた」…「アウトレイジ」シリーズからまた逮捕者

スポーツ報知
ピエール瀧容疑者(奥)とビートたけし

 タレントのビートたけし(72)が16日放送のTBS系「新・情報7daysニュースキャスター」(土曜・後10時)で、コカイン若干量を使用したとして「電気グルーヴ」のピエール瀧こと瀧正則容疑者(51)が関東信越厚生局麻薬取締部に逮捕されたことにコメントした。

 瀧容疑者は、北野武名義でメガホンをとった映画「アウトレイジ 最終章」に出演していた。「アウトレイジ」シリーズでは、「アウトレイジ・ビヨンド」に出演していた新井浩文被告が強制性交の疑いで逮捕、送検されたばかり。「新井君も前やっているでしょ」と触れた。

 そして、たけしは「アウトレイジ 最終章」の撮影でのエピソードを披露。「このときね、この人すごいなと思ったことがあるのよ。アウトレイジ最終章の最初のカットはこの人。寄りの顔なの。そうしたら落ち着いているわけ。俺の映画なのに。普通はあがっているんだけれど」と説明。「普通にやったから『この人、気強いな』と思って。でも実は気の弱い人じゃないかなって。逆に。だからあんなに落ち着いてやったのかなって。わかんなかったね。全然」と振り返っていた。

 そして「どんなベテランでも噛んだりして始まるんだよね。いきなりすんなりOKはないんだけれど、この人はすんなりいっちゃったの。無理矢理そういうこと(=薬物の影響)と言いたくないけれど、やけに落ち着いていたなと思うね。その時、ピエール瀧ってうまいなって思った。ミュージシャンだから器用だといっても役者とは違うだろうと思ったけれど、すんなりやったんだよね」と語っていた。

 ◆「アウトレイジ」シリーズ 裏社会に生きる男たちの仁義なき抗争を描いたバイオレンス作品。2010年「アウトレイジ」、12年「アウトレイジ ビヨンド」、17年「アウトレイジ 最終章」の3部作。キャッチコピーは「全員悪人」で、登場人物はそれぞれ「バカヤロウ!」「コノヤロウ!」の脅し文句を応酬させる。累計興収約40億円のヒットシリーズ。

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