NHK大河「いだてん」視聴率は8・7% ピエール瀧容疑者逮捕後初の放送で6週連続1ケタ

スポーツ報知
「いだてん」主演の(左から)阿部サダヲ、中村勘九郎

 17日に放送されたNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(日曜・後8時)第11話の平均視聴率が8・7%だったことが18日分かった。

 金栗四三を支える足袋店「播磨屋」の店主・黒坂辛作役を演じていた俳優でテクノユニット「電気グルーヴ」のピエール瀧こと瀧正則容疑者(51)が麻薬取締法違反の疑いで12日に逮捕後、初の放送。NHKは、すでに「いだてん」の3月分の放送について、「逮捕された出演者のシーンはありません」としている。

 1月6日放送の初回は15・5%を記録し、昨年放送の前作「西郷どん」の初回15・4%を0・1ポイント上回るスタート。第2話は12・0%、第3話は13・2%、第4話は11・6%、第5話は10・2%と推移し、2月10日放送の第6話で9・9%と初の1ケタ台を記録。第7話も9・5%、第8話も9・3%、第9話も9・7%。第10話は8・7%となり、今回も横ばいの数字で6週連続の1ケタ台となった。

 ドラマは主演を中村勘九郎(37)と阿部サダヲ(48)が務め、東京高等師範学校の嘉納治五郎校長の元に五輪の招待状が届いた1909年から64年の東京五輪開催までの激動の55年間を描く。12年ストックホルム大会で、マラソン選手として日本人で初めて五輪に出場したが不本意な結果に終わった金栗四三(中村勘九郎)と、東京に五輪を招致するために尽力した日本水泳連盟会長・田畑政治(阿部サダヲ)を中心に2部構成で展開。

 宮藤官九郎氏(48)が脚本を手掛け、ビートたけし(72)が物語の語り部となる伝説の落語家、5代目・古今亭志ん生を演じる。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

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