加山雄三が内田裕也さんを悼む「生まれ変わってまたロックやれよ」

スポーツ報知
「海 その愛基金 海洋環境クリーンプロジェクト推進委員会」の発足記者会見に出席した加山雄三

 俳優で歌手の加山雄三(81)が18日、東京・岸記念体育館で「海 その愛基金 海洋環境クリーンプロジェクト推進委員会」の発足記者会見に出席した。

 同委員会の発足のきっかけは、加山が愛してやまなかった船「光進丸」の焼失だった。「遊んでる場合じゃないと天に言われたような気がした。(この活動の)大きなきっかけになった。環境を改善しようと思った」。海の若者離れを嘆いており「(若者に)海の砂が気持ち悪いと言われてしまっている。でも汚くては仕方ない。『海はいいぞ』と思ってもらえるように」と意気込んだ。

 ロック歌手の内田裕也(うちだ・ゆうや、本名=内田雄也)さんが17日午前5時33分、肺炎のため東京都内の病院で死去したことについてもコメント。1965年に自身が主演した映画「エレキの若大将」(岩内克己監督)で内田と共演。内田は番組の司会役だった。普段の親交は無かったというが、「(内田は)ロックンロールが好きで『ロックンロール!』と言っていたのは分かっていた」と音楽への愛を認め、「樹木希林さんは待っておられたと思う」と悼んだ。ただ、「ご縁になった人っていうのは、輪廻(りんね)転生でまた会う。ちょっと休んで、生まれ変わってきたら、『またロックやれよ』と言う気持ち」と思いを天にささげた。

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