山田雅人が松村邦洋とのコラボで“ものまね解説付き実況かたり”に挑戦…プロ野球開幕に合わせ30日に都内で

スポーツ報知
山田雅人

 数多くのスポーツ選手の物語をマイク1本で語ってきたタレントの山田雅人(58)が、プロ野球の開幕に合わせて3月30日に東京・内幸町ホールで“ものまね解説付き実況かたり”に挑戦することになった。

 これまで永六輔や江川卓vs掛布雅之など、物語の主人公となる本人を招いて目の前でかたりを披露したことはあるが、今回はものまねタレント・松村邦洋(51)とのコラボ企画による初の試み。1979年、広島・近鉄の日本シリーズ第7戦の9回裏に江夏豊が投じた21球のストーリーはあまりにも有名だが、その試合を描いた山田のかたりの合間に、松村が様々な球界関係者になりきって解説を入れる。

 プロ野球ものまねが得意な松村だけに、数多くの“解説者”が登場する予定。野村克也、掛布雅之、吉田義男、達川光男、大沢啓二らに加え、当事者である近鉄・西本幸雄監督も登場して、当時の心境などを明かすという。もちろん、もし本人の立場だったらという松村の想像だが…。

 山田から松村に「江夏の21球」をテーマにすることは伝えてあるが、かたりの中でいつ、だれに、何について話を振るかは打ち合わせなしだ。「今の作戦はどうですか野村さん?」など、いきなりの質問に松村がアドリブで答えることになるだけに「今までのかたりとは全く別のものになる。どういう展開になるか分からないので僕も楽しみです」と山田はいう。

 「当時のことを知らない人にも楽しめるようにするので大いに笑ってほしい」。2人のそれぞれのステージも予定されており、趣の異なる話芸とまさかのコラボで前日(29日)に開幕したばかりのプロ野球を盛り上げる。

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