クドカン、キッパリ「ないです」ピエール瀧容疑者逮捕の影響を問われ即答

スポーツ報知
ピエール瀧容疑者逮捕後、初めて会見に姿を見せた宮藤官九郎氏

 NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(日曜・後8時)の脚本を担当する宮藤官九郎氏(48)が19日、都内で行われたTBSラジオの新ワイド番組「ACTION」(4月1日スタート、月~金曜・後3時半)の発表記者会見に出席した。

 「いだてん」に出演していたテクノユニット「電気グルーヴ」のメンバーで俳優のピエール瀧(本名・瀧正則)容疑者(51)が麻薬取締法違反の疑いで12日に逮捕されてから報道陣の前に姿を見せるのは初めて。事件の影響を聞かれると「ないです」と即答した。

 「ACTION」では月曜パーソナリティーを担当。大河の脚本を執筆する中、激務が予想されるが、「(脚本は)思ったより早く進み、逆に後半、暇になりそうなので週1回誰かとしゃべるのも心のリハビリになるかと思う」。時折疲れたような表情を浮かべながらも、「日曜の(いだてん)放送の次の日なので一喜一憂する月曜日になると思う。それを伝えたい」と前向きに話した。

 NHKはこの日午後、本紙既報通り、瀧容疑者の代役が俳優の三宅弘城(51)に決定したことを発表。瀧容疑者は降板となった。三宅は、人気劇団「ナイロン100℃」の看板俳優で、宮藤氏と同じ「大人計画」に所属。ロックバンド「グループ魂」のドラム担当としても知られる。宮藤氏はこの日、三宅に関して聞かれると言葉を詰まらせた。

 瀧容疑者は、主人公のマラソン選手・金栗四三(中村勘九郎)を支える足袋店の店主という重要な役どころだった。NHKは今後、編集作業と並行しながら、急ピッチで撮り直しと追加撮影を行うとみられる。

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