元貴乃花 母・藤田紀子、兄・花田虎上氏について語る「今まで出来なかった時代を過ごしていきたい」

スポーツ報知
花田光司氏

 元横綱・貴乃花の花田光司氏(46)20日放送の日テレ系「ザ・発言X~人生をかけた勝負の1日SP」(後9時)に出演。第3の人生として「絵本作家」に挑戦することを発表。また、母親でタレントの藤田紀子(71)、兄で元横綱の花田虎上氏(48)についても言及した。

 光司氏が第3の人生と選んだ絵本作家の処女作のテーマは「家族の愛」であることを発表し、自身の家族について語り始めた。

 「家族は原点。あったかいご飯も作ってくれてお母さんに対する感謝と。お父さんが生まれた時から夢を持って生きることの大切さを教えてくれたこと。一生忘れちゃいけないんだなと。それを改めて感謝に変えたいという思いを絵本にして、お子さんたちに届けばいいなと」と自身の家族を想い絵本の作成の挑んだという。

 そして「人生ももう46歳で、折り返し地点ではないかと思いますので。素直に元に帰れるようにしようと」と確執が伝えられていた家族との再会に言及した。

 昨年に親方を引退し「一連の騒動でお母さんが(テレビに)出てくれるたびに『出なくていい。ボク一人で耐えられるから』っていう気持ちだった」と当時の心境を吐露した。さらに、母の唐揚げが大好きだったことを明かし「好物を聞かれて唐揚げって言いっていたのは、実はお母さんのことが好きですって意味なんです」と告白した。

 兄との思い出を聞かれると「入門してホームシックにかかっている時、隣で寝ていた兄から『大丈夫、大丈夫』って優しく声をかけてくれた」ことを挙げ、「心配性で常に私のそばにいて盾になろうとしてくれた。1人で入門していたら、ここまで来られなかった。ライバルというより兄弟という感じでやってきた」と感謝の言葉を述べた。

 家族については「一番辛かったのは父であり、母だったと思いますので。心一つになれればと思います」とし、これを機に母、兄と再会する気持ちがあるか問われると「まず気持ちを伝えて。これからゆっくり、のんびり、今まで出来なかった時代を過ごしていきたいなと思います」と話した。

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