春風亭昇太、芸協次期会長に内定　６月役員改選で正式選出見通し

　落語家の春風亭昇太（５９）が、所属する演芸団体「落語芸術協会（芸協）」の次期会長に内定したことが２０日、複数の関係者の話で分かった。６月の役員改選で正式に選ばれる見通し。

　０４年から会長を務めていた桂歌丸さん（享年８１）が昨年７月に死去。以降は副会長の三遊亭小遊三（７２）が会長代行を兼務していた。１９日に開かれた理事会で、小遊三は年齢を理由に新会長就任を固辞し、昇太を強く推薦。全体の総意で昇太の会長就任が内定した。昇太は、日本テレビ系「笑点」（日曜・後５時半）の司会も１６年５月に歌丸さんから引き継いでいる。

　昇太はこの日、ニッポン放送のラジオ「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」（前１１時半）に生出演。「まだ決まったわけじゃない。依頼はありましたが、理事会をやって、選挙をして総会で選任されて届け出ないと。またお知らせします」と語るにとどめた。