NHK、ピエール瀧容疑者へ損害賠償請求へ「当然対応を検討」

スポーツ報知
ピエール瀧容疑者

 NHKの木田幸紀放送総局長が20日、定例会見を行い、大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(日曜・後8時)を降板したミュージシャンで俳優のピエール瀧容疑者(51)への損害賠償請求について「当然対応を検討することになる」とした。

 瀧容疑者の逮捕から8日たったが、木田氏は「今もショック。大きな影響が出ており、遺憾」と吐露。撮影は6月放送分まで進んでいたが、容疑者の収録分は「撮り直しする」。有料配信サービス「NHKオンデマンド」では瀧容疑者が登場する放送済みの6話分の配信を停止しており、その回の撮り直しは未定とした。そうした対応について「犯人を魅力的に表現したり、犯罪行為を是認するような取り扱いをしないなどと定めたNHKの国内番組基準に沿った」と説明した。

 19日に発表された代役の三宅弘城(51)は、4月28日放送の第16回から登場。担当者は「演技力は確か。脚本の宮藤官九郎さんと付き合いも長く、早く世界観になじんでいただける」と起用理由を明かした。

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