ベッキー「いろいろな覚悟をもった」映画「麻雀放浪記2020」共演のピエール瀧容疑者逮捕に

スポーツ報知
映画「麻雀放浪記2020」に出演する、ベッキーと斎藤工

 コカイン使用(麻薬取締法違反)の疑いで逮捕された、ミュージシャンで俳優のピエール瀧(本名・瀧正則)容疑者(51)の出演映画「麻雀放浪記2020」(白石和彌監督)が、予定どおりノーカットで公開されることが決まったのを受け、主演俳優の斎藤工(37)と共演のベッキー(35)が、瀧容疑者逮捕以降に苦悩してきたことを21日放送のテレビ番組内で振り返った。

 映画の公開が発表された20日に、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜・後1時55分)の取材を受けた2人。斎藤は「白石監督の作品に瀧さんは今までも登場していましたし、重要な役で、これからも白石さんの作品で輝く構想は監督の中にもあったと思う」と瀧容疑者の才能を惜しんだ。逮捕を知った直後、監督に連絡したそうで、「監督もやっぱり困惑されていて、まだちょっと、ニュースを直視できない状態」だったという。斎藤も不安になり「どういう余波がいろんな作品に降りかかるんだろうなという、何とも言えない気持ちで過ごしてきました」。映画の公開決定には「複雑な思いがありますが、人様に(作品を)届けるという一念で、僕的には構想10年で寄り添ってきた作品なので、そういう日を迎えられるという決断をしていただいたことはうれしいです」と話した。

 ベッキーは、逮捕を知った当時について「大変驚きましたし、この映画のことだけでなく、今後いろいろなことがどうなってしまうんだろうと…。私は何もできない立場なので、ただただ待つしかない、そして、ご一緒するシーンもたくさんありましたし、いろいろな覚悟をもったという感じですかね」と振り返り、「現場で出演者の皆さん、スタッフのみなさんのがんばりを目にしていたので、公開が決まったことはホッとしています」と心情を明かした。

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