辰巳ゆうと、原点の地・赤羽でのファーストコンサートに感無量

スポーツ報知
ファーストコンサートを行った辰巳ゆうと

 昨年の日本レコード大賞で最優秀新人賞を受賞した演歌歌手の辰巳ゆうと(21)が23日、東京・赤羽会館で初の単独コンサートを行った。

 辰巳にとって赤羽は、デビュー前にストリートライブを行っていたゆかりの地。現在は赤羽商店街連合会の親善大使にも就任しており、「赤羽に育てて頂いたので、ファーストコンサートはこの場所で、と決めていました」としみじみ。「昨夜はソワソワしてあまり眠れなかった」と緊張の面持ちだったが、ステージでは27日発売の新曲「おとこの純情」のほか、福山雅治(50)の「桜坂」、藤井フミヤ(56)の「TRUE LOVE」などポップスのカバーも披露した。

 歓喜の涙を流したレコ大の舞台を経て「よく親戚や友人が増える、と言われますが(受賞で)本当に増えた」と笑顔。今後の目標にいて尋ねられ「この『おとこの純情』で47都道府県を(キャンペーンで)制覇したい。1日でも1曲でも、知っていただける機会が増えたら」と謙虚に話した。現役の大学生で、4月からは4年に進学。「しっかり単位を取って卒業したい。卒論も頑張ります」と2足のわらじをしっかりとこなすことを誓った。

 本番前の会見では、来年3月に東京・浅草公会堂での単独コンサートが決定したことをサプライズで知らされ「え、本当ですか?」と大興奮。「応援してくださる皆様のおかげです。早く浅草でもファンの皆様とお会いできたら」と感無量の様子だった。

芸能

×