中村勘九郎は「いだてん」代役・三宅弘城のファン!初対面時に「握手してください」

スポーツ報知
トークショーで劇中の「てんぐポーズ」を披露した(左から)中村勘九郎、生田斗真、武内陶子アナ

 NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(日曜・後8時)で主演する歌舞伎俳優・中村勘九郎(37)が23日、都内で行われた「大河ドラマ『いだてん』トークツアーin東京都文京区」に、共演の生田斗真(34)と出席した。終演後、本作を降板したピエール瀧(本名・瀧正則)容疑者(51)が麻薬取締法違反の疑いで逮捕されてから初めて報道陣の取材に応じた。

 昨年5月から撮影してきた瀧容疑者の突然の交代劇。勘九郎は代役に決まった三宅弘城(51)について「個人的には楽しみで仕方ない」と笑い、動じる様子はなかった。三宅とは大河ドラマ「新選組!」(2004年)で共演。それ以前から三宅のファンだったと明かし「新選組で初めてお会いした時に『ファンです。握手してください』と言った」。すでにあいさつを済ませ、「頑張りましょう」と励まし合ったという。

 三宅は劇中で勘九郎演じるマラソン選手・金栗四三を支える足袋店主という重要な役柄とあって、「大変でしょうけど、三宅さんをバックアップしたい。必ずいいものに出来上がるという予感しかない」と前を向いた。三宅は今週にも撮影がスタートする見込みだ。

 一方、本作の制作統括を務める訓覇(くるべ)圭氏(51)も同日、事件後初めて都内で取材に応じ、瀧容疑者の逮捕について「ショック。つらい。残念」と語った。逮捕された12日の撮影に参加した容疑者の様子は「明るく振る舞っていたと聞いています」。13日は午前4時ごろに撮影現場で、出演者を迎え入れ「頑張ろう」と鼓舞したという。

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