TAKAHIRO×HISASHIバンド最終日 TERUとTAKUROがサプライズ登場

スポーツ報知
ACE OF SPADES初の全国ツアーファイナルで共演した(左から)HISASHI、TAKURO、TAKAHIRO、TERU

 EXILE TAKAHIRO(34)、GLAYのギタリスト・HISASHI(47)による4人組バンド「ACE OF SPADES(エース・オブ・スペーズ)」が23日、札幌市のZepp Sapporoでバンド初の全国ツアー(5か所7公演)最終公演を行った。TERU(47)、TAKURO(47)も駆けつける中、特別ユニット「GLAY×EXILE」の“再結成”に意欲を見せた。

 豪華ゲスト2人がサプライズ登場すると、2000人が乱舞した。TAKAHIROにとって、GLAYは特別な存在だ。デビュー前、妹と足しげくライブに通っていた。特別ユニットが結成された05年は、まだEXILE加入前。「2大巨頭のコラボは、ファンとしても夢だったし、そこ(EXILE)に自分も参加できた。とんでもない人生を歩んだんだって自分でも不思議」と誇らしげに、ステージで躍動した。

 今もGLAYのツアーには必ず足を運ぶ。GLAY、そしてTERUにボーカリストとして学ぶことも多い。「いつまでも衰えない歌唱力。いつまでも、ずっと保たれている。(GLAYとしても)歩みを止めず、毎年(ツアーを)続けている。続けるためにも成長するしかない。僕も刺激を受けて、もっともっと成長した姿で一緒に音を奏でられたら」と、この上ないお手本となっている。

 「ACE―」も2組の関係に端を発し、12年に期間限定で結成。昨年から再始動し、8年越しで実現した初ツアー。初アルバム「4REAL」収録曲ほか、最終公演は豪華ゲスト2人と特別ユニットの楽曲「SCREAM」ほか、お互いの代表曲「RISING SUN」「グロリアス」で粉雪が舞う氷点下・札幌の夜を熱くした。

 TAKAHIRO自身、2月にEXILEとして3年ぶりの5大ドームツアーを終えたばかり。この日は一転してライブハウスでのパフォーマンス。「(EXILEとACE―は)楽曲のアプローチも違う。真逆のことをやることで、どちらにも大いに成長させてもらっている」とバンド活動に取り組む意味を語った。

 「GLAY×EXILE」の楽曲は、まだ1曲だけ。パフォーマンスも13年にHIRO(49)が卒業してから遠ざかっている。HISASHIも“再結成”への思いは同じ。「当時とメンバーもまったく違う。初めてのセッションみたいになると思うし『ACE―』で、より(両者が)近づいたことによって新しいものも生まれるはず。近い将来、作品にしたい」と14年ぶりの新曲を、自身たちも待ち望んでいる。

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