高橋一生、歌手デビュー エレカシ宮本が楽曲提供&プロデュース

スポーツ報知
エレファントカシマシの宮本浩次から楽曲提供&プロデュースを受け、歌手デビューする高橋一生

 俳優の高橋一生(38)が、4人組バンド・エレファントカシマシの宮本浩次(52)から楽曲提供&プロデュースを受け、歌手デビューすることが25日、分かった。

 主演するテレビ朝日系「東京独身男子」(4月13日スタート、土曜・後11時15分)の主題歌「きみに会いたい―Dance with you―」を歌う。

 17年の番組共演をきっかけに、「音楽」を通して親交を深めてきた2人。エレカシの大ファンだった高橋は昨年、同バンドのトリビュートアルバムに参加し、東京スカパラダイスオーケストラと「俺たちの明日」をカバー。宮本もその歌声を絶賛している。

 主題歌を務めるにあたり、高橋は、敬愛する宮本に楽曲提供のラブコール。宮本も快諾し、ドラマの台本を読み、役どころをイメージしたダンスチューンを書き上げた。

 刺激的なレコーディングに、高橋は「いまだに夢のようです。それも浩次さん初のプロデュースに。畏れ多いのですが、光栄でもあって。夢中で歌っていたと思います」と感無量。「台本を読んでくださって、全力で投げてくださった球です。芯に当たるかではなく、全力で振り抜くことだけ意識していたと思います。レコーディング時に、都度都度、浩次さんが飛んでブースに来てくださって、おかげで勇気付けられていました」と話した。

 宮本は「独身男性が主人公なので、逆に色っぽい歌にしたかった」。高橋の歌声を「竹を割ったような性格の、大変男らしい方だと感じました。歌声も真っすぐで、しかも、相当にうまい。デリケートな歌い回しなど表現力もさすがでした」と絶賛した。自身初の楽曲提供&プロデュース。「一生さんのそのままの魅力が歌の中で、より際立つように。それを第一に考えました。自分では言いにくい、『きみに会いたい』というフレーズも一生さんを通して思い切って言えることがうれしく、ワクワクする仕事でした」。自らコーラスとしても参加。「一生さんも全力の人。波長が合ったのでは、と勝手に思っています。初めて人に提供することになった『きみに会いたい』。一生さんの歌(声)によって、素晴らしく格好いい曲になりました。感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントした。

 同ドラマは、充実した独身生活を送るアラフォー男子3人を描いたラブコメディー。“あえて”結婚しないスタンスで日々を謳歌(おうか)していたが、ある時を境に、猛烈に結婚を意識するようになる―。

 ※主題歌のサブタイトル「―Dance with you―」は「きみに会いたい」の80%の大きさ

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