2泊4日のシンガポール取材で使われるのは7分弱、「実験国家」で見たスピード感…テレ東アナリレーコラム<3>片渕茜アナ

2018年1月23日10時0分  スポーツ報知
  • 「実験国家」シンガポールで取材する、片渕アナ(C)テレビ東京

 スポーツ報知ではテレビ東京女性アナウンサー6人によるweb限定のリレーコラムを隔週で掲載しています。フレッシュなアナウンサーが現場で経験し、感じたホンネにご期待下さい。今回は片渕茜アナ(24)です。

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 今回初めてリレーコラムを書きます片渕茜です。入社して2年目になりますが、主に報道、バラエティー番組を担当しています。昨年9月からは『未来世紀ジパング』という番組に携り、世界のニュースの現場やこれから注目すべき国といった“沸騰現場”から見えてくる、日本の未来について考えています。

 先日、この番組の取材でシンガポールに行きました。シンガポールは今、ITや食など、様々な分野の「実験国家」となっています。世界中の企業が進出し、そこで成功すると次はアジアの他の地域に裾野を広げていく、という動きが多く見られます。シンガポールは広さが東京23区ほどと小さく、資源も少ない国。政府も、世界から最先端技術が集まってくることで国自体が成長していくことを望んでいるため、規制が緩いことが「実験国家」となっているゆえんです。

 私たちはチャンギ国際空港を取材しました。新しくオープンした第4ターミナルは、とにかく自動化が進んでいます。自動チェックイン機の搭乗手続は日本でもよくありますが、その後スーツケースを預けるときも、出国審査も無人なんです。

 出国審査は、まるで電車の改札口のような空間で、顔認証と指紋認証をすると完了。今まで対面していた、少し怖い表情の審査官との緊張のひと時もありません(笑)。最新技術をターミナル全体に導入できるこのスピード感こそが、シンガポールの強みなんだと実感しました。

 帰国後のスタジオ収録では、編集されたVTRを他の出演者の皆さんと一緒に見るのですが、どんな反応が飛び出すか、いつもソワソワしています。2泊4日の取材でしたが、使われるVTRはわずか7分弱。その中に納まりきれなかった情報を少しでもトークの中で織り交ぜたいと、一緒に取材をしたディレクターと打ち合わせもします。

 『未来世紀ジパング』や『WBS』の「トレたま」コーナーなど、取材に行く機会は多いのですが、短い放送時間の中では伝えられなかった情報や思いも日に日に増えてきています。これからも放送では伝えられなかった裏側を、自分の言葉でお届けしたいと思っています。(テレビ東京アナウンサー)

 ◆片渕 茜(かたふち・あかね)1993年7月26日生まれ、佐賀県出身、24歳。西南学院大卒業後の16年に入社。担当番組は『開運!なんでも鑑定団』、『ワールドビジネスサテライト』(月、火曜)、『未来世紀ジパング』など。趣味はダンス、東京を開拓すること、海外旅行。血液型A。

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