平昌で思い出したチームプレーの大切さ...テレ東アナリレーコラム<7>福田典子アナ

2018年3月20日10時0分  スポーツ報知
  • 『モヤさま』の皆さんから頂いたネイビーのマフラーで極寒の平昌取材を乗り越えた福田アナ。メーン会場の最寄り駅で(C)テレビ東京

 スポーツ報知では、テレビ東京女性アナウンサー6人によるweb限定のリレーコラムを隔週で掲載しています。フレッシュなアナウンサーが現場で経験し、感じたホンネにご期待下さい。2巡目に入った今回は、平昌五輪の取材を終えた福田典子アナ(27)です。

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 「お誕生日おめでとう!」韓国・平昌五輪取材に出発する直前の『モヤモヤさまぁ~ず2』川崎ロケのあと、番組関係者の皆さんが27歳の誕生日(2月12日)の前祝いをしてくれました。頂いたネイビーのマフラーとともに平昌へ出発。氷点下12度でも強風のため体感温度は氷点下20度!でもあのマフラーのおかげで、体だけでなく心も温かく感じました。

 気がつくと、靴下は水原恵理アナからの激励ギフト。イヤリングは西野志海アナにもらい、愛用のペンケースも友人から…。初の五輪取材で緊張や不安の中、アナウンサーは一人ではできない仕事だと改めて感じ、周囲の皆さんに守られながら過ごせた気がしました。

 大会2日目のスピードスケート女子3000m決勝では、隣の方がホームビデオで高木美帆選手を撮っていました。手に汗握る展開でしたが結果は5位。帰り際に「あと少しでしたね」と声をかけると「でも調子いいですよ!」と力強い返事が。なんと日本代表スタッフの方でした。

 スピードスケート陣はソチ五輪のメダル0個に対し、今回は3個の金メダルを含む過去最多の6個を獲得しました。選手のたゆまぬ努力はもちろんですが、映像を使ってフォーム分析したり、トレーニング方法確立のためにデータ解析したりと多岐に渡った下支えが大切で、個人競技であってもチームプレーなのだと改めて感じた瞬間でした。

 私がチームプレーの大切さを実感したのは高校1年の時、10年続けたクラシックバレエを辞めて初めて発表会の裏方をしたときです。4歳年下の妹の早着替えを手伝い、花束の受付をして幼児クラスを誘導する…。舞台で輝くダンサーの姿に「私はなぜ辞めたの?」と泣きそうになりましたが、妹からの「ありがとう。お姉ちゃんのおかげで間に合ったよ、行ってくるね」の言葉に涙。踊っている時には気づけなかった、周囲の支えやそれに対する感謝を痛感しました。あの時の感情が今、誰かの輝く瞬間をバックアップする充実感につながっているといえます。

 その妹も今では世界を旅するダンサーに。五輪の興奮を報告すると、「私も、東京五輪・パラリンピックに向けて開催される、文化プログラムのオーディションを受けたよ」と返信がありました。五輪はスポーツの祭典と捉えられがちですが、開催地には文化行事の開催も義務付けられており、文化の発展という大きな役割も担っています。それぞれの携わり方で東京五輪を盛り上げられるって素敵ですね。

 2020年、皆さんは何歳ですか?私は29歳、アナウンサー8年目で迎えます。平昌五輪を通じてさらにやる気がこみ上げてきた私。こうやって誰かの輝く姿が私の活力になっています。私も誰かのきっかけになれるよう、周囲の方々の力をお借りしながら日々の仕事を丁寧にがんばりたいです。(テレビ東京アナウンサー)

 ◆福田 典子(ふくだ・のりこ)1991年2月12日生まれ、福岡市出身。27歳。立大経営学部卒後、福岡の放送局を経て16年に入社。担当番組は『モヤモヤさまぁ~ず2』『追跡 LIVE! SPORTS ウォッチャー』(金・日曜)など。趣味は写真撮影、サプライズ、安くていいものを探すショッピング。特技はどこでも眠れること。血液型AB。

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