WBS「トレたま」取材で感じる、「不完全さ」の魅力…テレ東アナリレーコラム<9>片渕茜アナ

2018年4月17日10時0分  スポーツ報知
  • 10日の「トレたま」で放送した、「剣術とコンピューター技術を融合させた新しい競技」を取材する片渕アナ(C)テレビ東京

 スポーツ報知ではテレビ東京女性アナウンサー6人によるweb限定のリレーコラムを隔週で掲載しています。フレッシュなアナウンサーが現場で経験し、感じたホンネにご期待下さい。今回は片渕茜アナ(24)です。

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 平日夜の経済ニュース番組『WBS(ワールドビジネスサテライト)』の「トレンドたまご」コーナーを担当して1年半ほど経ちます。「トレンドたまご」とは名前の通り、これからトレンドになりそうなモノやサービスを、その開発者にインタビューをしたり私が体験をしながら紹介するコーナーです。普段は親しみを込めて、「トレたま」と呼んでいます。

 「トレたま」で取り上げるモノやサービスは、まだ完成品ではなくプロトタイプ(試作品)ということもよくあります。そこで取材中に生じるのが、思った通りに動かない、壊れてしまうといったハプニング。なんとか修理できることもありますが、中には最後までうまく動かずにタイムリミットということも…。というのも、実はこのコーナーはオンエア当日取材のため、時間が限られているのです。

 こういった時、一番悔しそうな表情をされているのが開発者さん。「おかしいなあ、今朝はうまく動いていたんですけど…」と必死に原因究明をされている隣で何もお手伝いができず、もどかしさを感じることもあります。

 開発者にとっては不甲斐ないことかもしれませんが、そういった場合は課題点も素直に放送で伝えるように心がけています。なぜなら、まさにそこに「トレたま」ならではの魅力があると感じているからです。

 「うまく作動していないじゃないか!」、はたまた「この商品、本当に売れるの?」といったツッコミどころがありながらも、目の付け所が面白い、課題をクリアすればヒットするかも!というものであれば、それは魅力に繋がり、むしろ完璧なものよりも伸びしろがあって、応援したくなる「トレたま」になるような気がしているのです。

 アナウンサーの仕事を始めて3年目になりますが、私もまだまだ不完全。生放送やロケなど、一度も「今日は100点だった!」と思えたことはありません。自分の不完全さをさらけ出すことは時に恥ずかしいと感じることもありますが、「トレたま」同様、たまごからヒナになっていずれ羽ばたくために、不完全さを認めながら成長していきたいです。

 ◆片渕 茜(かたふち・あかね)1993年7月26日生まれ、佐賀県出身、24歳。西南学院大卒業後の16年に入社。担当番組は『開運!なんでも鑑定団』、『ワールドビジネスサテライト』(月、火曜)、『未来世紀ジパング』など。趣味はダンス、東京を開拓すること、海外旅行。血液型A。

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