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「写真変えてよ。かわいい写真、撮って~」“松居劇場”から“ポジティブ”へ…松居一代の「戦」の1年

2017年12月22日16時0分  スポーツ報知
  • 報道陣に囲まれながら、赤いジャケット姿で東京家庭裁判所に向かう松居一代

 離婚騒動、YouTubeでの動画投稿…。今年、最も世間を騒がせた1人が松居一代(60)だ。本人が漢字1字で「戦」と表した激動の下半期を振り返ってみたい。

 騒動勃発当初、7月4日の松居のブログを見返してみた。「みなさん助けて お願いします」のタイトルで動画を公開。黒いノースリーブワンピースに、顔はスッピン。悲壮感を漂わせながら、涙ながらに「週刊文春にだまされたんです! 助けてください」と画面に向かって訴えていた。

 その後は、動画サイト・YouTubeに夫の船越英一郎(57)の不貞を暴露する“松居劇場”を展開。連日ワイドショーの話題をさらった。

 その5か月後。12月15日に記者会見を開き、船越との調停離婚成立を報告した。“松居劇場”とはうってかわって、華やかな花柄の衣装、表情は終始満面の笑み。「離婚を勝ち取りました」「夢がかないました」と一方的に完全勝利を宣言した。

 報道陣から「そもそも船越さんから離婚を求められ、勝ち取ったという言い方の意味が分からない」との質問が飛んだが、「今、私がお話ししたことが全て正しい」の一点張り。船越については「大っ嫌い」と話すにとどめ、批判はなし。報道陣からの核心を突く質問に答えず、歯切れの悪い記者会見となった。

 7月下旬に船越の所属事務所から名誉毀損(きそん)や業務妨害で300万円の損害賠償を求められて以降、SNSでの船越や所属事務所への誹謗(ひぼう)中傷はピタリと止まった。8月に入ると、不気味なくらいに笑顔の写真を多くアップ。取材する記者への対応も一変した。

 8月に都内の自宅で直撃した際には、麦わら帽子にTシャツ姿で現れると「ウェブニュースの時の写真、あれ変えてよ。かわいい写真、撮って~」とおちゃめに要求。また、自身の還暦祝いに買った高級車・ベントレーの金額について「前に乗ってた2300万円のポルシェの倍くらい」と約4600万円相当だと明かし、「キャッシュで買った」とニヤリ。投資で多額の収入を得ているといい「毎月ベントレーを買えるくらいは(お金が)入ってくる」と気さくに明かしていた。

 松居はインタビューした記者の名刺を預かり、「私、名刺をコレクションしてるんです」とニヤリ。ある時、「越」の文字が入った記者の名刺を受け取るや「『越』がついているのね、私の嫌いな…」と笑わせる余裕も。直撃した際に写真撮影をお願いすると、「こっちの背景の方がいいわね」とおもむろに立ち位置を変えて快く応じた。

 離婚調停や裁判の詳細については明かさないものの、あまりに明るく好意的で“ポジティブキャンペーン”ともとれる立ち振る舞いが印象的だった。

 12月下旬、都内の弁護士事務所へ打ち合わせに向かう松居を直撃した。クリスマス間近とあり、赤いチェックのスカート姿。松居は「いつもおつかれさま。風邪ひかないでね。来年の裁判の準備をします」。次の戦いにむけて不敵な笑みを浮かべていた。(記者コラム)

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