中島健人「時代を背負う番が来た」…Sexy Zoneで「24時間テレビ」メインパーソナリティー

2018年8月4日14時0分  スポーツ報知
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 「Sexy Zone」の中島健人(24)が、25~26日放送の日本テレビ系「24時間テレビ41 愛は地球を救う」でグループとしてメインパーソナリティーを務める。

 「仮面ライダー」などの人気作品を生み出した漫画家・石ノ森章太郎さんの生涯を描いた同番組内のドラマスペシャル「ヒーローを作った男 石ノ森章太郎物語(仮)」(25日・後9時頃)にも主演する。「僕たちにとって、24時間テレビが終わってからがスタート」と大役を飛躍のきっかけにする思いは強い。番組テーマでもある「人生を変えてくれた人」には、意外な人物を挙げた。

 24時間テレビのメインパーソナリティーは2003年のTOKIO以降、15年にわたってジャニーズの先輩が務めてきた。番組放送まで1か月を切った。

 「ずっとやりたかった。でも、いつかできたらという、もはや夢の感覚だったものが現実になった。いずれその日はやってくるけど、その日までの道のりって、これほどドキドキする日々はないなという感覚で今、歩ませてもらっています」

 デビュー7年で、やっと手にした大役だ。「僕たちが時代を背負う番がそこまで来たと思う」と堂々と言い切るほど、強い覚悟を胸に秘める。

 「番組を見る人たちは、自分たちのことを、まだ知らない人がほとんどだと思っている。でも、ウチのメンバーは、オーディエンスを巻き込む力があると思っている。マリウス(葉)とか特にそうだけど、自分のゾーンにいざなうのがうまい。そういうところをアピールしたい」

 例年より早く、1月にパーソナリティー就任が発表されてから、自分たちにとって今、一番何が大事なのか、ずっと考えてきた。

 「3月から特番の収録が始まりだしたぐらいから、ずっと考えてきた。(サッカーW杯が終わって)旬は過ぎたけど、一番大事なのはパスワーク。僕はどちらかというと、今まで1人でドリブルしてゴール前まで持っていってシュート決めにいくような性格。グループのパスワークは、まだ未熟すぎる。発表されてから、それを成熟させる期間であるべきだと。それを完成させて、5人そろって、自分たちのゾーンにみんなを巻き込んでいきたい」

 数々のお手本を目にしてきた。一番は過去4度、パーソナリティーを務めた嵐だ。6、7月に開催された体験型授業イベント「嵐のワクワク学校」では2年連続で“助手”も務め、間近に接してきた。

 「それぞれのフィールドで成し得たものがある中で、どんどんフォーメーションチェンジして、1人を4人で支える。5人で突入していくときも、素晴らしいパス感覚がある。相手にペースを作られちゃうと、誰がメインパーソナリティーを務めているか分からないけど、嵐さんは君臨していた。存在感がすごかった」

 番組テーマは「人生を変えてくれた人」だ。先月に行われた制作発表会見ではジャニー喜多川社長と自身の祖父を挙げた。

 「どっちかというと、ジャニーさんは、人生を変えるために自分で会いに行ったというか。それまでの自分は、やっぱり何か閉鎖的な空間が嫌いだった。学校の教室がものすごく狭く感じた。表現をする上において、普通の教室が合ってなかったというか。何かと目立ちたがり屋で、後ろ指さされることもあった。それで芸能界に入ろうと、会いに行った。その後は、林修先生が自分の人生を変えたと思っています」

 予備校講師でタレントとしても活躍する林修さん(52)とは、15年の番組開始からTBS系「林先生が驚く初耳学!」で共演しているが、それより前に林さんが司会を務める番組に出演したことがあった。

 「4~5年前に先生の番組に呼んでもらったことがあったんですけど、全然しゃべれなかったんです。ずっとモジモジして、どう自分を出していこうか試行錯誤していたら収録が終わっていた」

 収録後に楽屋に呼び出された。

 「『健人くんさ、誰を喜ばせるの?って。ファンでしょ。健人くんがしゃべらなかったら女の子は喜ばないでしょ。全然しゃべってないよ。何のためにスタジオにいたのか分からないよ。何か言わないと印象にも残らないし、喜ばないファンがたくさん生まれちゃうよ。ここに来ている意味もないからね』って」

 おなじみのジェスチャーで、きつい言葉を投げられた光景は今も鮮明に中島の記憶の中にある。

 「本当に(ジェスチャーを)やるんだって感心していたら『聞いてる?』って。怒られたっていうと先生は嫌がるんですけど。でも、そこから今の自分のアイデンティティーは少しずつ形作られ始めた」

 1月から日テレ系「ぐるぐるナインティナイン」(木曜・後7時56分)の人気企画「ゴチになります! 19」の新レギュラーとなり、“王子キャラ”や、さまざまな言葉に「セクシー」をつけるスタイルも定着しつつある。

 「最初は『セクシーサンキュー』って言って笑ってくれたのもジャニーさんだけ。『ユー、それどの時代でしゃべるの?』って。『え? セクシー時代です』って。それが5年前ぐらい。いまはバラエティーのフリップとかで『神対応』とか使われたりもしますけど、それはもっと前(にファンから言われていた)。6年もかかるのかと思った。本当に苦労しないと光って見えてこない。ずっとずっと掘り続けるようになって、やっと最近になってコツンと鳴ったんですよ。林先生は本当に人生を変えてくれたと思っています」

 24歳で念願かなった24時間テレビのパーソナリティーも、さまざまな“恩師”との出会いを力に成長を続けたことでつかんだものだ。さらに今後の人生を変えるべく、キャリア最大のチャンスの真っただ中にいる。

 「こう言ったら申し訳ないけど、1月に(パーソナリティーが)発表されて、僕たちの『24時間テレビへの道がスタート』と思われているけど、今は24時間テレビが終わってからスタートと思っちゃっている。これはエピソード0なんです。僕たちは今、エピソード0を過ごしている。あの大型番組を終えて、やっとエピソード1が始まるんです」(ペン・畑中 祐司)

 ◆SPドラマで仮面ライダー生みの親・石ノ森章太郎さん役

 俳優としても活躍する中島は、仮面ライダーの生みの親として知られる石ノ森章太郎さん(98年死去、享年60)を演じる。これまでは映画「ニセコイ」(12月21日公開)などコミック原作が多かったが、今回演じるのは実在の人物。「簡単な役はないんですけど、本当に簡単な役じゃないなと。奮闘しています」と背筋を伸ばした。

 演じるにあたり、宮城・石巻にある「石ノ森萬画館」を訪れた。小さい頃から「仮面ライダー」の大ファン。「13人ぐらい仮面ライダーが出る作品があるけど、13人分覚えたりもしました。『―萬画館』で変身もして、夢もかないました。この前、ちょうど『仮面ライダー』を提案するシーンを撮ったけど、感情入りますもんね。やっぱり好きだからゆえに演じるっていうのは、一番いいお芝居が出るのかな」と目を輝かせた。

 ◆中島 健人(なかじま・けんと)1994年3月13日、東京都生まれ。24歳。2008年4月にジャニーズ事務所に入所。09年6月「中山優馬w/B.I.Shadow」の一員としてシングル「悪魔な恋」に参加。11年11月「Sexy Zone」として同名シングルでCDデビュー。13年「劇場版 BAD BOYS J―最後に守るもの―」で映画初主演。グループは13年から5年連続でNHK紅白歌合戦出場。明治学院大社会学部卒。血液型A。

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